山形県 高校入試情報(令和2年度/2020年度)
記事公開日 2019/04/26 最終更新日 2019/11/14
令和2年度(2020年度)の山形県高校入試情報
令和2年度(2020年度)の山形県高校入試における入試日程、合格発表日、試験の詳細、内申点の算出方法、合否判定基準などを解説します♪
◆山形県高校入試の種類
山形県の公立高校入試は、主に「推薦入学者選抜」「連携方入学者選抜」「一般入学者選抜」の3種類があります。
推薦入学者選抜とは
2月に行われる高校入試です。
「職業に関する学科(農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報に関する学科)」「理数科」「体育科」「音楽科及び総合学科」において実施することができます。
出願は一校一学科に限られ、中学校校長を通して行われます。
募集人員は以下のようになっています。
学科 全体の入学定員に対する推薦の定員の割合
職業に関する学科、理数科、総合学科 30%以内
音楽科 50%程度
体育科 70%程度
連携型入学者選抜とは
2月に行われる高校入試です。
連携型中高一貫教育を行う中学校を卒業する見込みの方が、携型中高一貫教育を行う高等学校に進学する場合に行われる受験です。
「面接」と「学習のまとめ」によって合否が判定されます。
合格内定者は改めて他の高校を受験することはできません。
不合格であった場合は、一般入学者選抜に志願することができます。
一般入学者選抜とは
3月に行われる高校入試です。
全ての高校で実施されている一般的な入試です。
出願は基本的に一校一学科に限られますが、複数学科を持つ一部の学校では学科間の同時出願ができます。
また山形県の内申書の評定は、中学3年生の成績のみが評価されます!
受験シーズンと被るため大変ですが、学校の定期テスト対策をしっかり行うことが高校入試合格に繋がりますよ♪
なお、中学1~2年生の評定も、点数化されませんが考慮はされますので、手を抜かないようにしておきましょう!
◆『推薦入学者選抜』
【入試日程・合格発表日】
内容 日程
入試 令和2年2月5日(水)
合格内定通知 令和2年2月13日(木)以降
【入試の詳細と合否判定方法】
推薦入学者選抜では、「面接」と「適性検査」が必ず実施され、 学校によっては「実技検査」「基礎学力検査(40分程度)」「作文」も実施されることがあります。
合否判定では、それらの検査の点数に「調査書」の評価 が加わります。
適性検査の内容は、以下の通りです。
【体育科における適性検査】
★検査内容について
①全員が受検するもの
体力診断テスト(3種目)
②選択して受検するもの
陸上競技、水泳、サッカー、バスケットボール、ハンドボール、ラグビー、バレーボール、ソフトテニス、ソフトボール、柔道、スキー、スケートから1種目を選択
★検査会場:県立山形中央高等学校
★受検者の持ち物
①受検票
②運動に必要な服装・用具、シュ-ズ
③筆記用具
【音楽科における適性検査】
★検査内容
①全員が受検するもの
新曲視唱…………………平易な旋律を見て階名で歌う。
②選択して受検するもの(ア、イのうちから一つを選択する。)
ア 声楽
イ 器楽
★検査会場 県立山形北高等学校
★受検者の携帯品
① 受検票
② 選択して受検するものの演奏楽譜
③ 管弦打楽器で演奏する者は、その楽器
④ 筆記用具
⑤ 腕時計
以上を踏まえ、調査書、面接及び適性検査、作文・実技検査、基礎学力検査等の結果を総合し、合否判定が行われます。
◆『一般入学者選抜』
【入試日程・合格発表日】
内容 試験内容 合格発表
入試 学力検査、面接 令和2年3月10日(火)
適性検査 令和2年3月11日(水)
合格発表 令和2年3月17日(火)
【入試の詳細と合否判定方法】
一般入学者選抜では、「学力検査」と「面接」が必ず実施され、 学校によっては「適性検査(実技検査)」も実施されることがあります。
合否判定では、それらの検査の点数に「内申」の評価 が加わります。
学力検査の詳細は以下のようになっており、合計500点満点になります。
試験時間 科目(50分) 配点
国語 8:50~9:40 100点満点
数学 10:00~10:50 100点満点
社会 11:10~12:00 100点満点
理科 12:40~13:30 100点満点
英語 13:50~14:40 100点満点
また、一部の高校では、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点が実施される場合があります。
その場合、傾斜配点が行われるのは1教科または2教科で、傾斜倍率は1.5倍となります
このように算出された学力検査の点数(500点)と内申点、その他検査結果を用いて、以下の方法により、合否判定が行われます。
選抜は、調査書及び学力検査の成績等に基づき、各高等学校、学科等の特色に配慮しつつ、その教育を受けるに足る能力・適性等を判定して行う。
① 選抜は、学力の総合段階及び調査書中の記載事項を主な資料としてう。
なお、高等学校長は、面接の結果及び自己申告書等に関する書類を選抜の資料に加えることができる。
② 調査書中の第3学年の各教科の評定合計と学力検査の成績の比率は、高等学校長が定めることができる。
なお、その比率は3:7、4:6、5:5、6:4、7:3のいずれかとする。
③ 学力の総合段階の作成に当たっては、調査書中の第3学年の各教科の評定合計と学力検査の成績をそれぞれ500点満点に換算し、高等学校長が定めた調査書中の第3学年の各教科の評定合計と学力検査の成績の比率に応じて算出した調査書点と学力検査点の和を合計得点とする。
受検者の合計得点について、分布が連続しているとみなされる部分の最高と最低の間を等間隔に5段階に分ける。
④ 調査書中の「各教科の学習の記録」については、第1・2学年の各教科の評定、第3学年の観点別学習状況の評価についても十分考慮する。
⑤ 調査書中の「総合的な学習の時間の記録」についても十分考慮する。
⑥ 調査書中の「特別活動等の記録」及び「校外活動の記録」については、特にすぐれた者を考慮する。
⑦ 調査書中の「行動の記録」については、その状況を考慮する。
⑧ 調査書中の「健康の記録」については、修学の能、不能を見るほか、差はつけない。
⑨ 調査書中の「出欠の記録」については、その状況を考慮する。
⑩ 調査書中の「所見」については、その状況を考慮する。
⑪ 体育科及び音楽科は、適性検査の結果を選抜の資料として加える。
⑫平成29年度以前の卒業者については、学力の総合段階によらず、学力検査の成績及び出身中学校から送付された調査書等を主な資料として、総合的に判断して選抜を行う。
⑬ 特別支援学校及び特別支援学級在籍者については、その事情等に配慮して選抜を行う。
⑭ 帰国子女等については、その事情等に配慮して選抜を行う。
⑮ 上記以外の事項については、別に指示する。
◆山形の高校入試の詳細
もっと詳しい山形の公立高校受験、入試制度の情報を知りたい方は、山形教育委員会の高校入試情報のページで確認してみてください♪
↓↓↓
【https://www.pref.yamagata.jp/bunkyo/kyoiku/iinkai/7700013R01nyuusennkannkei.html 】
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