東京都 高校入試情報(令和2年度/2020年度)
記事公開日 2019/04/17 最終更新日 2019/11/14
令和2年度(2020年度)の東京都高校入試情報
令和2年度(2020年度)の東京都高校入試における入試日程、合格発表日、試験の詳細、内申点の算出方法、合否判定基準などを解説します♪
◆東京都高校入試の種類
東京都の公立高校入試は、主に「一般推薦」「分割募集」「第一次募集・第二次募集」の3種類があります。
一般推薦とは
1月に行われる高校入試です。
大島高校、新島高校、神津高校、三宅高校、小笠原高校以外の全ての高校で実施されています。
「一般推薦」と「文化・スポーツ等特別推薦」の2種類があります。
受験するには在学している中学校校長の推薦が必要で、出願は一校一学科に限られます。
募集定員は、普通科は基本的に全体の募集定員の10%~30%の範囲で、専門内容を学ぶ学科は基本的に全体の募集定員の30%~40%の範囲で、各高校が決定します。
分割募集とは
2~3月に行われる高校入試で、一部の学校において実施されています。
一般入試の募集人員をあらかじめ分割し、第一次募集期間における募集(分割前期募集)と第二次募集期間における募集(分割後期募集)の2回に分けて募集を行います。
分割前期募集で欠員が出た場合は、分割後期募集の定員をその分増やす形式となります。
出願は基本的に一校一学科に限られますが、複数学科を持つ一部の学校ではコース間の同時出願ができます。
第一次募集・第二次募集とは
2~3月に行われる高校入試で、分割募集を行う高校を除いた全ての高校で実施されています。
基本的には第一次募集のみが行われ、募集定員に満たなかった場合に第二募集が実施されます。
◆『一般推薦』
【入試日程・合格発表日】
内容 | 日程 |
入試 | 令和2年1月26日(日)・27日(月) |
合格発表 | 令和2年1月31日(金) |
【入試の詳細と合否判定方法】
一般推薦では、「集団討論または個人面接」が必ず実施され、さらに高校側が定めた「小論文または作文」「実技試験」「学校設定検査」のいずれか1つ以上の検査が実施されます。
合否判定では、それらの検査の点数に「調査書」の評価が加わります。
これらの結果をそれぞれの高校が定めた比率で評価され、合否判定が行われます。
◆『第一次募集・分割前期募集』
【入試日程・合格発表日】
内容 | 日程 |
入試 | 令和2年2月21日(金) |
合格発表 | 令和2年3月2日(月) |
【入試の詳細と合否判定方法】
第一次募集・分割前期募集では、「学力検査(5教科)」が実施されます。(芸術及び体育に関する学科については、国語、数学、英語の3教科)
学校によって「面接」「小論文または作文」「実技検査」が実施される場合もあります。
合否判定では、それらの検査の点数に「内申」の評価が加わります。
学力検査の詳細は以下のようになっています。
科目 | 試験時間 | 配点 |
国語 | 9:00~9:50 | 100点満点 |
数学 | 10:10~11:00 | 100点満点 |
英語 | 11:20~12:10 | 100点満点 |
社会 | 13:10~14:00 | 100点満点 |
理科 | 14:20~15:10 | 100点満点 |
また、学力検査に関しては、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点が実施される場合があります。
(例)普通科の場合100点満点の英語の配点を、英語科の場合は2倍の200点満点にするなど。
このように算出された学力調査点と調査書の点数を7:3(芸術及び体育に関する学科は6:4)として、1000点満点で総合点を算出します。
その他、面接などの検査が行われた場合、それらの点数を足したものが総合点となります。
その後、男女別の募集人員(推薦に基づく入試の入学手続者数を除く)に相当する人員を、男女別の総合成績の順によって決めることで、合否が判定されます。
なお、男女別定員制の緩和を実施する都立高校については、男女別の募集人員の各9割に相当する人員までを男女別の総合成績の順により決定した後、募集人員の1割に相当する人員を、男女合同の総合成績の順により決定し、これをその都立高校の合格候補者とします。
また、男子(女子)が充足しない場合、合格候補者となっていない女子(男子)の受検者の中から充足します。
◆『分割後期募集・第二次募集』
【入試日程・合格発表日】
内容 | 日程 |
入試 | 令和2年3月10日(火) |
合格発表 | 令和2年3月16日(月) |
【入試の詳細と合否判定方法】
分割後期募集・第二次募集では、「学力検査(3科目)」が実施され、学校によって「面接」「小論文または作文」「実技検査」が実施される場合もあります。
合否判定では、それらの検査の点数に「内申」の評価が加わります。
学力検査の詳細は以下のようになっています。
科目 | 試験時間(50分) | 配点 |
国語 | 9:00~9:50 | 100点満点 |
数学 | 10:10~11:00 | 100点満点 |
英語 | 11:20~12:10 | 100点満点 |
また、学力検査に関しては、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点が実施される場合があります。
(例)普通科の場合100点満点の英語の配点を、英語科の場合は2倍の200点満点にするなど。
このように算出された学力調査点と調査書の点数を6:4として、1000点満点で総合点を算出します。
その他、面接などの検査が行われた場合、それらの点数を足したものが総合点となります。
その後、男女別の募集人員(推薦に基づく入試の入学手続者数を除く)に相当する人員を、男女別の総合成績の順によって決めることで、合否が判定されます。
なお、男女別定員制の緩和を実施する都立高校については、男女別の募集人員の各9割に相当する人員までを男女別の総合成績の順により決定した後、募集人員の1割に相当する人員を、男女合同の総合成績の順により決定し、これをその都立高校の合格候補者とします。
また、男子(女子)が充足しない場合、合格候補者となっていない女子(男子)の受検者の中から充足します。
◆東京都の高校入試の詳細
もっと詳しい東京都の公立高校受験、入試制度の情報を知りたい方は、東京都教育委員会の高校入試情報のページで確認してみてください♪
↓↓↓
【http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/admission/high_school/exam/guide2020.html】
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