高校受験データ

埼玉県高校入試情報（令和2年度／2020年度）

記事公開日 2019/04/16 最終更新日 2019/11/13

令和2年度(2020年度)の埼玉県高校入試情報

令和2年度(2020年度)の埼玉県高校入試における入試日程、合格発表日、試験の詳細、内申点の算出方法、合否判定基準などを解説します♪

◆埼玉県高校入試の種類

埼玉県の主な公立高校入試は「一般募集」です。

一般募集とは
2月後半から3月前半に行われる高校入試で、全ての高校で実施されている一般的な入試です。
出願は基本的に一校一学科に限られますが、複数学科を持つ一部の学校では学科間の同時出願ができます。

◆『一般募集』

【入試日程・合格発表日】

内容	試験内容	日程
入試	学力検査	令和2年2月28日（金）
	実技検査（芸術系学科等）、面接（一部の学校）	令和2年3月2日（月）
	追検査（急病等で入試を欠席した方が対象）	令和2年3月4日（水）
合格発表		令和2年3月9日（月）

【入試の詳細と合否判定方法】

一般募集では、「学力検査」が必ず実施され、学校によって「実技検査」または「面接」が実施される場合もあります。

実技検査が実施される学科・コース
芸術系学科（美術科、音楽科、書道科、映像芸術科及び舞台芸術科）の志願者
体育科及び体育コース・スポーツコースの志願者
スポーツサイエンス科の志願者
県立伊奈学園総合高等学校のスポーツ科学系及び芸術系の志願者
外国語科・外国語コース等（英語による問答）

合否判定では、それらの検査の点数に「内申」の評価が加わります。

学力検査の詳細は以下のようになっています。

科目	試験時間（50分）	配点
国語	9:25～10:15	100点満点
数学	10:35～11:25	100点満点
社会	11:45～12:35	100点満点
理科	13:30～14:20	100点満点
英語	14:40～15:30	100点満点

また、受験する学科に関連の深い科目の点数の割合を増やす傾斜配点が、以下の形式で実施される場合があります。

傾斜配点を実施する外国語科、外国語コース等においては、英語の配点を200点、他の各教科の配点を100点とする。
傾斜配点を実施する理数科等においては、数学及び理科の配点を各200点、他の各教科の配点を100点とする。
傾斜配点を実施する国際文化科、人文科等においては、国語、社会及び英語の配点を各200点、他の各教科の配点を100点とする。

また、調査書については以下のように採点されます。

次に示す要領に従って、ア～ウの各得点を算出する。（以下、ア～ウの各得点の合計を「調査書の得点の合計」という。）
その際、イ及びウの得点の合計が、アの得点を超えないよう、各得点の最高点を定める。

ア　学習の記録の得点
「学習の評定の各学年別合計」に、各高等学校が定める各学年の比率をそれぞれ乗じて加えた数（点）とする。またその最高点は、各学年の比率の数値の合計に４５を乗じて得た数（点）とする。

イ　特別活動等の記録の得点
学級活動、生徒会活動、学校行事、その他について、各高等学校の教育方針、学校・学科等の特色に応じて定める基準に従って得点を算出する。

ウ　その他の項目の得点
総合的な学習の時間の記録、その他の記録について、各高等学校が定める基準に従って得点を算出する。
また、ボランティア活動や地域における社会活動など、学校外における活動についても十分配慮する。
なお、志願者から「学力検査等の際配慮を要する措置についての願」が提出された場合は、得点を算出する際に配慮する。

このように算出された学力調査点と、調査書・面接の評価を用いて、以下の割合で合否が判断されます。

各選抜段階における入学許可候補者の割合の決定

一般募集の募集人員の60％～80％を、第１次選抜で入学許可候補者とする。
第１次選抜における割合の決定に当たっては、5％刻みとする。
次に、入学許可候補予定者数を満たすために必要な人数の60％～100％を、第２次選抜で入学許可候補者とする。
さらに、残りの人数を第３次選抜で入学許可候補者とする。
上記により、第1次選抜及び第2次選抜における入学許可候補者数を決定する際に、人数に小数点以下の端数を生じるときは、原則として小数第１位を四捨五入する。

選抜基準は学校によってそれぞれ異なるので、志望校の選抜基準を確認してくださいね。