【大学生コラム】家庭教師アルバイト 6つのやりがい!
記事公開日 2016/09/29 最終更新日 2019/04/19
【大学生コラム】家庭教師のアルバイト
【塾バイトドットコム】は大学生のアルバイト体験談を載せています。
今回は「家庭教師のアルバイト」特集です!
先輩家庭教師6名に聞いた家庭教師バイトのやりがいやエピソードをまとめているので、家庭教師の仕事に興味のある方は是非読んでみてください!
これが家庭教師の醍醐味
家庭教師の良いところ、悪いところ
学生の頃、私はほぼ毎日のように家庭教師のアルバイトをしていました。家庭教師のアルバイトのよい所は、他のアルバイトに比べて短時間で効率よく収入を得られることです。反対に、デメリットとしては、アルバイト先の家庭の都合で時間が決まることが多く、1日のアルバイトの件数が限られることです。私の場合は、サークルが終わった後にアルバイトをすることが多かったので、1日1件の家庭教師を夜の時間帯に行っていたので、短時間のアルバイトはありがたかったです。
このバイトを始めたきっかけ
家庭教師を始めたきっかけは、知り合いから直接頼まれたからです。その後は、家庭教師を派遣する会社に登録をしてアルバイト先を紹介してもらいました。アルバイト代だけで考えると直接契約のほうが金額を自由に決めることができるので割り良くできます。しかし、知り合いの紹介などであれば、やめなければならない事情が生じた時など気まずい思いをすることもあります。
初めて、全く知らない人の家に行ってアルバイトをする時は緊張しますが、仕事として行っているわけで、目的がはっきりしているので気まずい思いをすることもありませんし、すぐに慣れます。また、家庭教師先では「先生」として対応してくれるので、嫌な思いをすることもありませんでした。
家庭教師を依頼する人の中には、「塾に通うことができないから」と言う人もいます。例えば、塾への送迎ができない家庭であったり、部活動のために遅い時間からしか始められない生徒などがいます。中には、受験まで時間がないけれど、大幅に得点を伸ばしたいという生徒もいました。そのような条件がある中で、自分の教えている生徒の成績がどんどん上がっていくことが、家庭教師をする醍醐味と言えます。
教師になるつもりのない大学生にもおすすめ!
初めてのアルバイトが家庭教師
もうずいぶん昔のことですが、大学生になって初めてのアルバイトが家庭教師でした。
母の知人の紹介で週に1回、中学1年生の女の子に英語を教えました。
家庭教師どころかアルバイトそのものがはじめての経験で、家庭教師紹介センターといった仲介業者もなしに始めたので、月謝の設定から勉強の進め方など、はじめは戸惑うこともありましたが、その女の子のお母さんから、「受験勉強という感じではなく、毎日家でコツコツ家庭学習をする習慣を身につけさせてほしい」とのことだったので、学校で使う教科書やワークを中心に学習を進めていきました。
どんな大学生にもおすすめのアルバイト
週に1回の授業だったので、残りの6日間の課題を1日単位で6日間で終わるように細かく出し、間違えたところは次の家庭教師の時間に何度も繰り返し、理解できるようになるまで丁寧に指導しました。
わからないところをわからないままにしないように努めました。家庭教師はマンツーマンなので、塾に比べて生徒との相性の良しあしがわりと重要だったり、親御さんの干渉がキツイ場合もあり、躊躇する方もいるかもしれませんが、それだけ達成感のあるお仕事だと思います。
その生徒だけのためのスペシャルプログラムを組み、うまくいけばその調子で、思うように成績が伸びなければ、細かく軌道修正をする…生徒が「家庭教師の先生が来る日が待ち遠しい!」と思ってくれるような指導を目標に挑戦してみるに値するお仕事だと思います。教師になるつもりのない大学生にもおすすめのアルバイトです。
学生時代にやっておいて良かった!
バイトに励んだ大学時代
私の大学生の頃といえば、サークル、遊び、飲み会、バイト。特に1,2年生の頃は勉強より何よりバイトに励む学生が多かったような気がします。少なくとも私の周りでは。
高校生の頃と違ってできるバイトも増えてきますが、割の良いバイトといえば限られています。さらにいえば割が良くて安全なバイトというともっと限られてくる訳で…私をはじめ多くの友達が励んでいたのが家庭教師のアルバイトでした。
コンビニや居酒屋で夜働いても、せいぜい時給は1000円前後。それに比べて1~2時間で簡単にその倍ももらえてしまうバイトは、大学生にとってはかなり美味しいバイトなんです。
家庭教師を始めるキッカケ
私が家庭教師のアルバイトを見つけたのは、大学構内にある求人情報の掲示板。大手の家庭教師派遣センターに登録するという手もありましたが、生徒さんやその保護者からのクレームにうんざりしていた友達の話も聞いていたので、できれば個人で家庭教師を募集しているご家庭が良いなと思っていた私に都合の良い求人でした。
私が3か月間家庭教師をしたのは、高校受験前の女の子。他の教科の成績はまずまずだけど、数学だけがどうしても苦手…ということで集中レッスンを希望していました。個人で現役大学生を募集するだけあって、保護者の方はなかなか教育熱心なお母さん。その分、生徒さんの学習態度も真剣で、教えがいがありました。
年齢が近いこともあって休憩時間には好きなアーティストや雑誌の話をしたりして盛り上がり、私も可愛い妹ができたみたいで楽しかったですよ。バイト代の良さにつられてはじめた家庭教師のバイトでしたが、得るものは多かったように感じます。学生時代にやっておいて良かった経験の1つだったと今でも思います。
甘いお菓子の思い出
大学生に定番のアルバイト、家庭教師!
大学生の定番のアルバイトといえば家庭教師。私も周りの友人も家庭教師をやっている人は結構多かったです。
私は家庭教師の派遣会社に登録してそこから紹介を受けた生徒さんに教えていました。
下は小学1年生、上は中学3年生と幅広く受け持ちましたが、一番印象に残っているのは中学2年生の女の子を受け持った時のことです。
その女の子が印象に残った理由
彼女は成績は中の下で、ジャニーズアイドルが好きなごく普通の子でした。
では、どうして印象に残ったか?彼女のお母さんがすごかったのです。
何がすごいというと、お菓子です。お母さんの趣味がお菓子作りとのことで、腕前もプロ級。
時々お友達を集めて自宅で簡単なお菓子教室をしているほどのレベルの方でした。
ですから、家庭教師の授業の合間に出てくるお菓子はもちろんすべてお母さんの手作り。
しかも毎回、ケーキ屋さんに並んでいるような豪華ケーキだったり、素朴なクッキーだったり、時には珍しく和菓子だったり、バリエーションがとても豊かでした。
おかげで、お小遣いの少ない大学生の私にとっては、貴重なスィーツタイムとして給料よりも楽しみとなっていました。
私の誕生日がある週にはサプライズで、小さなものでしたがホールケーキを作ってお土産にしてくれたこともあり、実家を離れて一人暮らしでしたので涙が出そうにうれしくなりました。
このお菓子のおかげもあり、生徒の彼女はぜったい志望校に合格させてあげたい!と授業もかなり熱心に行いました。おかげで、中2の3学期には主要科目の成績も上がり、引き続いて指導した中3には成績はあと少しで上位グループに、最終的には志望校に合格させることができました。
甘いお菓子を食べるとよく彼女の顔を思い出します。
勉強だけでなく、安心感を与えられる先生に
自閉症の生徒を担当
学生時、講義の都合で定期的なアルバイトができず、ある程度、勤務時間が自由で短時間で高収入が得られる家庭教師をしました。
私の場合、専門が障害児教育だったので、そういう家庭教師を探したところ、普通学校に在籍している軽度の知的障害や自閉症の子を対象とした会社を見つけることができました。
プロフィールを登録すると会社側で生徒とマッチングしてくれるようになっており、わりとすぐに仕事の依頼が来ました。
初回の面談でお母様と意気投合し、小6の自閉症傾向の娘さんもなついてくれたため即決でした。
先方の習い事や私の講義の都合もあり、週2で4時間は確保すればいいということでした。
自転車で30分ほどの距離のところだったので、通勤はいい運動にもなりました。
子どもにとってはアルバイトでもずっと先生
授業科目は算数と国語でしたが、算数も文章問題が苦手で、国語の勉強のほうがメインとなりました。
算数のほうはお菓子の箱で展開図を作ったり、実際に買い物に行って計算したり、実際にやってみると理解が良いようでした。
国語は設問の意味を理解するのが苦手で、かなり時間を要しましたが、テストで点数が上がると自信を持つようになりました。
自分が専門として勉強していることを実践でき、こちらとしてもいい経験になりました。
1日2時間ではありましたが、毎回、お母さんがおやつを用意してくれており、30分はおしゃべりをしていました。
普通学級で勉強の遅れが生じていることに不安を感じているようで、心のケアも必要だと思いました。
アルバイトの家庭教師であっても、子どもにとってはずっと先生です。
勉強だけでなく、いつでも味方でいるという安心感も与えられる先生であってほしいと思います。
社会人の方への家庭教師!?
年上が生徒の家庭教師
私は大学生なのですが、社会人の方の大学院入試の家庭教師をしていました。正直なところ、私自身自分よりも年上の方を生徒に持つとは思っていなかったので依頼が来たときには大変驚きました。まずは私が生徒を持つようになったきっかけについて説明します。
もともとは高校生の家庭教師をしたいと思っていたので、友人と先輩の勧めでインターネットの家庭教師登録サイトに登録しました。そのサイトに訪問可能な地域と自分の学歴などの情報を載せると、生徒さんとのマッチングを行ってくれます。簡単なやりとりを行うぐらいなら、自分のメールアドレスなどの個人情報を相手に知られることなく、メッセージを仲介してくれるので安心です。お互いに条件が了承可能で、家庭教師を始める具体的な段階に入ってから、個人として連絡を取り始めます。このときに生徒の方は、仲介サイトに5000円を支払ることになっているそうです。
社会人の方から依頼が来たとき
私は社会人の方から生徒として要望があったときには、とても驚き悩みましたが、相手が同性だということもありチャレンジしてみることに決めました。はじめは公衆の目があるところ、喫茶店やファミレスなどで会ってみることが多いらしく、私も喫茶店を利用して初めての顔合わせを行いました。その後はその方の家にお邪魔して家庭教師をすることになります。残念ながらその方は仕事の都合で受験を断念することになったので、私の家庭教師も受験まで続けることはできませんでした。しかし、その方の家でご家族の方が出してくれる食事を一緒に食べたり、時間があるときには買い物にも連れて行ってもらったりと、家族のように接してくれたので、感謝しかありません。とても良い経験になったと思っています。
カテゴリ・タグ:
塾講師バイトコラム
塾講師や家庭教師の仕事をはじめてみませんか?
塾のアルバイトを探すならコチラ
塾講師バイト ドットコム
この記事を読んだ人はこちらの記事も見ています