塾講師バイトコラム

これで緊張いらず。塾講師初めての授業のコツ！～集団授業・個別指導～

記事公開日 2016/06/30 最終更新日 2019/09/02

塾講師のアルバイト、授業で緊張するときは！

手のひらに「人」という字を書いて呑み込みましょう！
目の前の生徒をジャガイモだと思いましょう！
…という話ではなく。（ジャガイモだなんて失礼な！とクレームが入りますね）

１回目の授業は皆緊張する！万全の準備があれば超えられる！

どんなにベテランの先生でも、みんな授業の前は緊張するんです。塾講師あるあるですね。
とくに、はじめての生徒に出会う授業。（ひよっこ塾講師の方は、自分の初めての授業、と置き換えて読んでください）
「ウッソ～、先輩の先生らは授業前の時間、余裕な顔でおしゃべりしてるけど！？」
「自分だけ授業の度に緊張しててかっこ悪いし、塾講師向いてないんじゃないか？」
そんな気持ちになるのも分かります。皆通る道です。

なぜ緊張するかというと、シンプルに
『授業が失敗したらどうしよう～』
これですよね。

失敗って？
生徒が面白くなさそうだったら。「わからない！」とか言われたら。授業時間内に内容が終わらなかったら。噛んだら。声が裏返ったら。生徒になめられたら…
ああ～考えるだけで授業が嫌になる。

対処法はただ１つ。
これでもかと言うくらい授業の準備をすることです。
塾によっては、授業の進行スケジュールを記入するシートがある所もありますよね。
なければ、板書何分間、問題演習何分間、トーク何分間と、自分で作った授業の構成をメモしておくのです。
授業中は、教卓の片隅にでもメモを置いておけば安心です。
生徒に配るプリント類があれば、早めに人数分用意しておく。
板書をするのであれば、使いやすいペンを用意しておく。
考え付く限りの準備をしておきましょう。

これでもかというくらい本番のような授業を行ううちに、ダメな部分を何回も発見するでしょう。たくさん準備するうちに、絶対に成功するやり方のみが残されていきます。その成功が自信に繋がることは間違いないでしょう。

①模擬授業のコツ！

模擬授業は実際に授業をする前の、いわゆる「練習」です。
この練習を存分に活かすべきです。人気の先生になりたいですよね！気合を入れて模擬授業に挑みましょう！

授業は最初の数分がとても大切とされています。そこで先生の印象がほぼ決まってしまうからです。ここでおどおどしていると、新人だな、と生徒になめられてしまいます。また、授業への満足度も低くなってしまうでしょう。
ですので、出だしを特に意識しながら模擬授業に挑みましょう！

特に意識しよう！

１　声は大きく、ハキハキと喋っているか
２　テンポよく話すことができているか
３　きちんと生徒を見て話しているか
４　早口で聞き取りづらくないか
５　笑顔(柔らかい表情)で話せているか

模擬授業前に練習として、スマートフォン等で録画し、自分で見返してみるのもいいですね。自己紹介も決めておくといいでしょう。
小さい声で、もごもごと、暗い授業をしていたら、負のスパイラルに陥ってしまい、余計緊張してしまうでしょう。明るく、元気よくいきましょう。

②集団授業のコツ！！

模擬授業や練習と違って、20人ほどの生徒を前に授業をします。どれだけ練習していても緊張しますよね。対策を練りましょう。

ジャガイモ法は絶対にＮＧ！

冒頭で、生徒をジャガイモだと思え！と冗談で述べましたが、これ授業では絶対にＮＧです。
どんなに完璧に準備された授業でも、ジャガイモ法をやってしまうと台無しです。
だって、生徒は先生の目を見てますから！
先生が自分たちを「ジャガイモ」だと思っていることに気づきます。
生徒を見ていない先生の話は耳に入ってこないし、いい授業だとも思いません。

授業中は生徒一人ひとりと目を合わせるようにしましょう。
一瞬だけでもいいですし、語りかけるように一人の子の目を見るのも効果的です。
そっちの方が、案外緊張しません。
目が合うと、「自分の話を聞いてくれてる！」と実感が湧き、むしろ緊張は飛んでいきます。

③個別指導のコツ！！！

個別指導は、どれだけ生徒に親身になれるか、どれだけ生徒から信用されるかが重要となってきます。

生徒の名前をすぐ覚えよう！

当たり前のことですが、意外と忘れがちです。名前を呼ぶことで、生徒との距離はぐっと縮まります。あだ名を付けてあげたりするのもいいですね。

塾講師をしていく上で、前提として生徒から好かれる先生になりましょう。それが意外と成績や態度に大きな影響を与えます。
そのためには、生徒に対して興味を示すことが大事なのです。そうすることで、少しずつ生徒のほうから話しかけてくれるようになるでしょう。授業以外のコミュニケーションも大切にしてください。雑談も個別指導のお仕事の一つです。

生徒と良い雰囲気で授業を進めることができるのなら、緊張する必要なんてありません。良い雰囲気になれるまで、頑張りましょう。