塾の仕事は変わってる?
記事公開日 2016/06/30 最終更新日 2019/04/19
塾の仕事は変わってる?
ここがヘンだよ塾の仕事
その1 仕事量が平等じゃない?
同じ時期に塾講師をはじめたのに、明らかに仕事量の差がある?
年下のA君の方が授業が多いのはなぜ?
こんな経験をしたことはありませんか。
教室によって考え方は異なるようですが、塾の現場では、平等に仕事が割り振られることは珍しいと思います。
ケース1: 長くやっているベテランの先生がたくさんの授業を受け持ち、余った時間をアルバイトの先生に回す。
ケース2: 若い先生にどんどん活躍してもらうため、新しい先生を積極的にシフトに入れる。
ケース3: 生徒に人気のある先生には講座をたくさん持たせ、そうでない先生はプリント作成などの雑用ばかり。
いろんなケースがありますね。
とはいえ、飲食店や小売店でアルバイトしたとしても、向き不向きによって仕事量の差が出るのは当然でしょう。
しかし、「生徒に教える仕事をしたい!」と熱い思いを持ってはじめた塾講師。
「ほとんど授業がもらえない…。」こんな状況は好ましくないですね。
その2 ブラックバイトとか言われるし…。
昨今、塾講師はブラックバイトだ!と言われますが、その理由の1つに「辞めたくても辞められない!」状況があると思います。
もちろん他業種でも、数ヶ月前から辞意を伝えていたのに、職場の都合で辞める時期が希望より遅れる、ということはあるんですが…。
塾講師の場合、とくに集団授業を担当しているなら、1年間のカリキュラムがあらかじめ決まっているケースが多いです。
また、1年間同じ先生がクラスを受け持つという想定の上で、授業を組んでいる塾も多いのです。
これが塾を辞めづらい理由の1つです。
それだけではありません。
自分が数学の授業を受け持っていたとして、辞めたら数学を教えられる先生がいなくなる!
そんな状況も想像できます。こうなると簡単には辞めさせてもらえませんね。
生徒から大変慕われていて、「先生と一緒に受験までがんばる!」なんて言われたら、無責任に辞めることも難しいです。
大学の単位に響くのに…。
いろんな理由から、辞めづらい仕事ではあると思います。
もちろん雇用契約の段階で、年度途中に辞められない契約をする場合もありますから、契約内容はきちんと確認しましょう!
やっぱり、生徒ありきの仕事なので…
いろいろと「ヘン」なところがある塾講師ですが、生徒の進路にかかわる仕事なので、特殊な部分は多くなると思います。
先生という仕事の特殊性ですね。
生徒から慕われる先生。代わりがいないほどいい先生。
塾講師であるならば、アルバイトといえども、かくありたいものです。
しかし、そうなればなるほど、辞めづらくなってくる…。
塾講師のアルバイトを全うするには、生徒との関係、他の先生との関係において
ほどよいバランス感覚が欠かせないのかもしれません。
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